室外機のクリーニングについて
エアコンクリーニングに於ける室外機クリーニングに関する見解、
いろいろな見解がございます(汗笑)
その色々な見解の中で、大きく2つの【立場】の見解で考えるのですが、
1つは顧客本位、もう一つは施工業者本位の立場です。
前者でよくあるのが、室外機のアルミフィンがきれいな場合に親切心で、「クリーニングに費用かけるのはもったいないと思います」や「全然きれいなので、クリーニングによって室外機の性能は室内機のクリーニングの様に劇的にかわることは無いです」という感じの説明です。
ここで大事なのは、まずお客さんが室外機のクリーニングを希望したか否か。
顧客本位で対応するのなら、お客さんがクリーニングを希望している理由を知ることからスタートするのが良いでしょう。
施工者側の勝手な価値観や親切心は仇となることもあります。
クリーニングっていうサービスは「気持ち」の満足度をみたすことが大変重要です。
決してお客さんはコストの抑制だけに重点を置いているわけではありません。
顧客本位でコミュニケーションを展開するのなら、価値観の押しつけではなく、「聴く」というサービスに重点を置くのが良いように感じます。
※面白いことにお金持ちの豪邸でお客さんに「室外機もクリーニングしておいて欲しいざます。」と言われたら、汚れてなくとも黙ってクリーニングしますよね(笑)基本的に人間ってのは自分本位な生き物です(爆)
次に施工業者本位(商売本位)の場合、よく業者同士で突っ込まれるのが、内機と外機のセットクリーニングです。
必要ないものを押し売りすることは悪いことだ!と考える方も多いです。(汗)
ランチで定食サービスだけを展開しているお店に来てライス無しできます?って聞いても価格は安くなることはほぼ無いですよね?(ご飯少なめってのはよく有りますけど)
施工業者は選ばれた側の立場なので、自ら柔軟な対応を積極セールスする必要はありません。価格もそうですが、サービスメニューの構成は施工業者次第です。
同時クリーニングすることは施工業者として、アラカルトサービスを展開している施工業者さんより客単価UPで商売出来るので「商売人の義務」である利益の追求をしっかり行っていることとなり、褒められるべきことです。
他の施工業者をチラ見することなく、自身を持ってサービスを広報していくべきだと思います。
セット販売というのは「物」ではなく「事」のサービスであり、その室外機がキレイであろうが汚れてようが、定食価格でまとめてクリーニングしてもらえる方が都合が良いお客さんも結構多いと感じます。
例を挙げると、スロップシンクが無いマンションにお住まいのお客さんは自分で掃除しようにも、段取りだけで相当手間がかかり、汚れていなくとも業者に来てもらっている時にクリーニングしてもらう方が都合が良いのです。
顧客満足は施工業者が考えるより真反対の方向に有ることもしばしばです。
とりとめの無い文章で申し訳ございません。