エアコン洗浄ドットコム
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2018.05.14

エアコン内部のカビの話

皆さん、ホームページの文言や現場でのお客さんとの会話の中で、カビの恐怖(喘息になる等)の話を良くなさっているかと思います。
施工業者側からすれば絶好のネタなのですが、
何も知らない主婦のお客さん、特に小さな子供のいてるお客さんにとっては過剰な恐怖心を抱く基になりかねません。

せっかく喜んで貰って完結したいエアコンクンリーニングなのに、【エアコンを使うことで、部屋中にカビが散らばってしまった人体に有害な家】という恐怖感を植えてしまっては本末転倒であります。

カビは有害なものもありますが、今現在健康でお住まいになられているなら、エアコンクリーニング後はエアコンのカビが原因で病気にかかることもないだろうし、そのお客さんファミリーにはそもそも家カビに対する耐性がある家族なんです。耐性の無い人なら今頃病院のベッドです。(^_^;)

カビはエアコンの中で発生したのではなく生活空間のどこにでも点在しています。
その胞子がエアコンの気流により育成・増殖するのに好条件の室内機に集約されて増殖しているのです。
逆を言うと、カビの胞子は室内機以外の場所では育成しにくい環境であるともいえます。
問題は量的に度を超えないようにしなければ、人間の体内の抗体にも限界が有るということだけなのです。

世の中には滅菌・殺菌・除菌に抗菌それらをまとめて消毒などの言葉が飛び交っています。(Wikipedia参照)
しかし、その【程度】の話になると、ぎりぎりアウトかセーフのしのぎ合いな感じは否めません。
また過度な消毒が人間の抵抗力を低下させる原因になっているという説もあります。

今回このような内容を書いたのも、いろいろなQ&Aサイトにおいて、エアコンクリーニング後にそのエアコンが放出してしまった家カビについて、過敏に感じてい方が多く見られたからです。
後始末のできないセールス用情報は考えものです。

本当の健康生活のためにも、菌の毒性よりも人間の持つ病原に対する耐性・免疫力を下げないように暮らすための日々の掃除をアドバイスされてはいかがでしょうか?