エアコンクリーニングとは

　私の知るかぎりでは、1991年頃からダスキンがはじめたエアコンクリーニングサービスで国内に爆発的に広がりを見せてきたハウスクリーニングの1メニューであり、それ以前では家電メーカー『シャープ』のフィールドエンジニア会社『シャープエンジニアリング』が本格的？？なアルミフィン（熱交換器）とスクロールファンの水噴射による洗浄を手押し噴霧器ではじめたパイオニア的存在であると聞かされています。（諸説あり）
　このエアコンクリーニングは、リーマンショック後のリストラの嵐でハウスクリーニング・ビルクリーニングも含めたお掃除関連業務での開業者がものすごく増えました。
しかし付け焼刃的技術しか持たない営業下手な個人事業主の乱立でクオリティー格差が増大し、下は外装パネルも外さずに見えるところを掃除機と雑巾で仕上げるスタイルから、
真ん中レベルでダスキンやおそうじ本舗のドレンパンとスクロールファンを外して洗うスタイル（外せない機種もある）と、最高レベルでは壁にアルミの熱交換器だけがぶら下がっている状態まで分解して個別に洗浄するスタイルまで存在しています。
　また、お掃除機能の付いた壁掛けルームエアコンの登場でサービス単価は上がるものの、実は熱交換器も2000年ごろのエアコンに比べ1.5倍くらいの面積になっているので割りに合ったサービス価格とは言いずらい状況であると言える。
　エアコンクリーニングの市場拡大には、家電量販店でのサービスメニュー化やインターネット上での集客ポータルサイトの出現の影響は絶大であった。
がしかし、所詮はピンハネ事業の働きアリ的立場でしかないエアコンクリーニング業者さんたちは、他の工事系業者さんたちが隣の芝を見るような感じの裕福な生活（青い芝）はほとんどの業者さんたちは手に入れてはいない。